クロスの張り替え時期と目安を解説！劣化のサインと最適なタイミングとは？

2023.06.19

三重県でクロスの張り替えを承っております、林建築の林です。

壁のクロスは、部屋の明るさや印象に大きく影響を与えます。
しかし、傷や汚れが気になってはいてもいざ張り替えをするとなると、なかなか決断できないという方が多いことも事実……。

そのため当社にご依頼いただくお客様からも、リフォームを決断する最後の一手として「張り替えに適しているタイミングが知りたい」というご質問をよく受けます。

そこで今回は、同じようなお困りを解決するため「クロスの張り替えの目安」や「経年劣化のサイン」などを詳しく紹介していきます。
ぜひ、リフォームの参考にチェックしてみてくださいね。

クロスの張り替えの時期は、5年～10年が目安です。

しかし、クロスの汚れや傷みなどは各家庭によって異なります。
そのため、「汚れ」や「傷」、「染みついた臭い」などが気になったタイミングが、最も張り替えに適しているタイミングといえるでしょう。

脱衣所などの湿気が溜まりやすい場所では、クロスの表や裏にカビが発生している場合もあります。
カビが発生し胞子を吸い込んでしまうと、アトピー性鼻炎や湿疹などの健康被害が出る恐れもあるため、早めに交換を行うことをおすすめします。

また、クロスを交換するタイミングでよくあるのは「ライフスタイルが変化する」ときです。

小さな子どもがいると、汚れた手で壁を触ってしまったり傷をつけてしまったりすることは珍しくありません。
そのため、子どもが成長して家を出るタイミングで部屋のクロスを交換しきれいな状態にすることで、新たな生活のスタートを切るという人も多いです。

それでは、もっと具体的なクロスの張り替えが必要なサイン知りたいという人に「経年劣化の症状」を紹介していきます。

クロスは、貼ってから月日がたつと収縮します。
すると、クロスの繋ぎ目に隙間ができてゴミが溜まったり、剥がれてしまうことに……。

このような状態になると、とても見た目がきれいとは言えませんよね。
部屋を現在より居心地の良い状態にしたり、模様替えを楽しむためにもクロスの張り替えを考えてみましょう。

クロスのシワやたるみも、収縮が原因です。
経年劣化の症状のひとつのため、これらのサインを見逃さないようにしましょう。

日当たりの良い部屋のクロスは、日焼けによって色が変色してしまうことも。
変色が起こると、部屋の雰囲気は一気に古い印象になってしまいます。

クロスは、接着剤によって壁に貼り付けられます。

しかし、クロスの耐用年数を大幅に超えてしまったり経年劣化を放置してしまうとこのクロスと壁の間の接着剤が劣化してしまいます。
すると、いよいよクロスがボロボロになり張り替えを行おうとした際に、きれいに剥がすことができなくなる可能性も……。

結果、下地の補修が必要になる工事費用が高くなってしまう恐れもあるため、定期的にクロスの状態を確認し経年劣化の症状を発見したらリフォームを検討するようにしましょう。

クロスには、防水や消臭などの機能性のあるものが存在します。

現在使用しているクロスが機能性のある種類の場合、経年劣化によって本来の性能を発揮できなくなってしまいます。
そうなるなってしまう前に、クロスの交換を行うようにすることが大切です。

クロスにはさまざまな種類が存在し、どのような物を選択するかでも部屋の印象はまったく異なります。
それでは、今後の参考として代表的なクロスの種類を見ていきましょう。

ビニールクロスは、多くの家庭で使用されているポピュラーな種類です。
価格もほかのクロスに比べて安価で、色や柄のバリエーションが豊富なことが特徴です。

紙クロスは、欧米で使用されることの多い種類で、華やかな柄や色があります。
温かみがあり、リビングのような人が多く集まる場所での使用が向いています。

織物クロスは、比較的価格は高めですが、高級感を演出できるクロスです。
ホテルや結婚式場の壁にも使用されています。

林建築では、お客様のこれからの心地良い生活を支えるため、理想やご要望に寄り添い施工を行います。
ぜひ、部屋の印象を大きく変えたり汚れや劣化が気になった際には、お気軽にご相談ください。

いかがでしたでしょうか？
クロスの張り替えのタイミングは、家庭によってそれぞれですが劣化が見られたときや汚れや傷が気になったタイミングに早めに対処することで、長く快適な空間を手に入れることができます。

この記事が、あなたの工事を決断する手助けとなりましたら幸いです。

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